Sake Booster — Juchū Desk / R&D Prototype

取引先ごとの決まりごと、
頭の中にしかありませんか?

中堅酒蔵の受注実務向け。FAX・メール・ECで届いた注文をAIが読み取り、「この店は納品書2枚」「輸出はこの書類を同梱」——マニュアル化をあきらめた取引先ごとの決まりごとを、注文のたびに自動でチェックリストに。既存の販売管理ソフトは置き換えず、その「手前と横」を支える研究開発中のプロトタイプです。

https://sake-booster.raise-co.net/
酒造ブースター受注デスクの注文詳細画面。AIの読取結果と、取引先ごとのイレギュラーチェックリスト、こうば向け出荷指示が1画面に並ぶ

* 実際に公開中のデモ画面です。蔵・銘柄・取引先を含め、データはすべて架空です。

受注のいちばんの重荷は、入力の速さではなく「イレギュラー」

注文はFAX・メール・EC・電話とバラバラに届き、どの経路でも最後は人が読み、整え、既存ソフトへ打ち込みます。
本当に神経をすり減らすのは、その先——取引先ごとに違う「決まりごと」を、忘れずに全部こなすことです。

01

マニュアル化できない決まりごと

同梱物、納品書の枚数、輸出の追加書類、締めと支払——会社ごとの個別ルールが多すぎてマニュアル化を断念。全部を知っているのは、担当者の頭の中だけに。

02

入れ忘れ事故と、限界のダブルチェック

書類を1枚入れ忘れれば、あとで大ごとに。かといってダブルチェックをしても、確認する側がその取引先の決まりを知らなければ、間違いに気づけません。

03

引き継げない・思い出せない

担当交代のたびに引き継ぎが数か月がかり。「こないだの注文と同じで」と言われれば、紙の綴りをめくって探す。人に貼りついた知識が、業務を属人化させています。

既存ソフトはそのまま。「手前と横」をAIが持つ

受注入力・請求・在庫の正本は、いまお使いの販売管理ソフトのまま。
その手前の「読む・整える」と、横の「この取引先の決まりを思い出す」を、受注デスクが引き受けます。

01

注文インボックス — バラバラの注文を1画面に

FAX・メール・EC・電話メモ。経路の違う注文を1つの受信箱に集め、AIが取引先・商品・数量・希望日に読み取って、既存の販売管理ソフトへ入力しやすい形に整えます。こうば(出荷場)向けの出荷指示は、これまで通り紙で印刷。現場の紙運用は変えません。

  • 全チャネルの注文を集約し、未処理/読取済/入力済/出荷指示済で管理
  • 読取結果はコピー用テキストに整形。読取信頼度と要確認箇所を明示
  • 出荷指示書は印刷前提のレイアウト。同梱の注意書きつき
sake-booster.raise-co.net — 注文インボックス
注文インボックス画面。FAX・メール・EC・電話メモの注文が処理状況つきで一覧に並ぶ

02

原本つき読取 — 手書きFAXも、原本ごと

読み取った結果だけを信じさせません。手書きのFAX原本・メール本文・EC注文データをワンクリックで並べて表示し、AIの読取と突き合わせられます。手書きやかすれで自信のない箇所は、AIが自分から「要確認」と手を挙げます。

  • FAX画像・メール原文・EC注文データの原本を保存し、即表示
  • 手書き・かすれ箇所は要確認マークつきで読取結果に反映
  • 「読んだつもり」の転記ミスを、原本との突合でつぶす
sake-booster.raise-co.net — 原本ビュー
手書きFAX原本のモーダル表示。AIの読取結果と突き合わせて確認できる

03

取引先カルテ — 決まりごとを、注文のたびに自動で思い出す

「この店は納品書2枚」「雪のシーズンは前倒し出荷」「輸出は英文インボイスを同梱」。条件分岐の設定は不要で、決まりごとを普段の言葉のまま書いておくだけ。注文が来ると、AIがその注文に効くルールだけを選び出してチェックリストにします。上から潰せば、入れ忘れを防ぎやすくなります。

  • ルールは自然文で蓄積。出所(初期取込・メール・事故メモ)と追記履歴つき
  • 注文ごとに該当ルールをAIが自動抽出し、チェックリスト化
  • 処理のたびに「今回の特記」を1行足すだけで、カルテが育つ
sake-booster.raise-co.net — 取引先カルテ
取引先カルテ画面。輸出商社の同梱書類など、自然文のルールが出所と追記履歴つきで並ぶ

04

過去注文検索 — 「こないだのと同じで」に、その場で

電話口の「こないだの注文と同じで」「お中元の時のやつ」。紙の綴りをめくる代わりに、取引先と時期、あいまいな言い方のままで過去注文を検索。見つけたらワンクリックで今回の注文に複製し、チェックリストの適用まで進みます。

  • 取引先×時期+自然文(「お中元の時の」)で過去注文を即表示
  • ワンクリックで今回の注文に複製。決まりごとのチェックも自動適用
  • 電話メモからの起票にも対応(「いつものやつ」の高齢のお客様にも)
sake-booster.raise-co.net — 過去注文検索
過去注文検索画面。取引先と時期で過去の注文を探し、今回に複製ボタンで再注文を起こせる

05

引き継ぎビュー — 新任の立ち上がりを、1枚で

取引先を開けば、その会社の決まりごと全部・過去の事故・直近の注文が1枚に。担当交代のとき「聞かないと分からない」をなくし、新任でも初日から回せる状態をつくります。そのままPDFにして引き継ぎ資料にも。

  • 全ルール+注意(過去の事故)+直近注文を取引先ごとに1枚化
  • 蓄積から要点をAIが要約(この取引先の勘所)
  • 印刷・PDF出力で、紙の引き継ぎ資料としてそのまま渡せる
sake-booster.raise-co.net — 引き継ぎビュー
引き継ぎビュー画面。取引先の全ルール・過去の事故・直近注文とAI要約が1枚にまとまる

* 画面はすべて公開中のデモの実画面です。蔵・銘柄・取引先を含め、データはすべて架空です。

酒蔵の受注の実務と、一緒に仕上げたい

酒造ブースター 受注デスクは研究開発中のプロトタイプで、実運用サービスとしてはまだ提供していません。
いま、実際のFAX注文書や出荷までの流れ、取引先ごとの決まりごとを教えていただける酒蔵様と組んで、実務に合う形へ仕上げていく段階です。
公開中のデモは登録不要で、PCからそのまま触れます。「うちの場合はここが違う」を、ぜひそのまま聞かせてください。